MT4には様々なテクニカル分析ツールが標準搭載されていて、移動平均線やボリンジャーバンドのようにメインチャートに表示されるものもあれば、RSIやMACDのようにサブウィンドウに表示されるツールもあります。
トレーダーによっては、サブウィンドウに表示されるテクニカルツールを複数使用したり、同じインディケーターの設定を複数に分けて使いたい場面もあると思います。
そんな時、普通にチャート画面にインディケーターを追加していくだけだとサブウィンドウがどんどん増えてしまって肝心のメインチャートが小さく見えにくくなってしまいます。
今回の記事では、メインチャートが大きく見やすい状態を保つためにも複数のインディケーターを同一のサブウィンドウに表示する方法を解説します。
この記事を読むとどうなるか
- MT4で複数のインディケーターを同一のサブウィンドウに表示できる
- 同一のインディケーターを複数の設定で使う時にチャートが見やすくなる
動画解説
動画でも解説していますので、ご覧下さい。
MT4で複数のインディケーターを同一のサブウィンドウに表示
MT4でサブウィンドウに表示されるテクニカルツールを普通に追加すると、サブウィンドウ自体が複数表示されることになります。
サブウィンドウの分だけメインチャートが小さく、見えにくくなっています。
これだとチャートが見えにくくて使いにくいですよね。。
しかし、ナビゲーターから、既に表示されているサブウィンドウ上に追加するインディケーターをドラッグ&ドロップすると・・・
1つのサブウィンドウにMACDとRSIの2つを表示することができました!
オススメの使い方
複数のインディケーターを同一のサブウィンドウに表示すると逆にごちゃごちゃして分かりにくいという方もいると思います。
僕自身、違うインディケーターを同じサブウィンドウに表示させることはあまりないですね。
「じゃあこんなやり方覚えても意味ないじゃん!」
と厳しい突っ込みをしたくなる方もいるかもしれませんが、このテクニックにはもっと便利な使い方もあるんです。
「同じインディケーターを違う設定で使いたい!」という時は、同一のサブウィンドウに複数表示させる方法が断然オススメになります。
例えば、RSIを期間14と期間9の2つで使いたい時。
こんな感じで、違う期間設定でも同一のサブウィンドウに表示させることで、コンパクトに分かりやすくなります。
僕自身、同じインディケーターを複数の設定で使いたい時はほぼこのやり方で使ってますね。
まとめ
MT4でテクニカルツールを複数使っていて、メインチャートが小さくなってしまうことに悩んでいる方は、ナビゲーターからサブウィンドウ上に直接ドラッグ&ドロップして下さい!
インディケーターは1種類しか使わないという方でも、設定を変える場合は同じサブウィンドウで表示させた方がスッキリするので、オススメです!
表示も、悩みもスッキリしました。
ありがとうございました。