forex 為替市場 チャート分析FXトレードで勝てないと悩んでいる人の多くは、トレード後に「自己正当化」をしています。

 

この自己正当化という行為はFXトレーダーにとって最も危険な行為なのですが、マーケットの本質を分かっていないと必ずと言っていい程やってしまう行為でもあります。

記事のタイトルでもある「神はマーケットにいる」ということを真に理解していれば、どういうトレードが自己正当化のトレードで、どういうトレードがそうじゃないのかが分かります。

 

損失に終わった時、それはやむを得ない損失だったのか、決して繰り返してはいけない損失だったのか。

こういう区別がついていないと、検証が正しくできないため成長せずに足踏みする期間が長くなってしまいます。

 

今回の記事で「神はマーケットにいる」ことを真に理解し、損失に終わったトレードも全てが成長のために必要だったと言えるような状態を目指しましょう!

この記事を読むとどうなるか

  • トレードにおいてやって良い失敗と絶対にダメな失敗を区別できる
  • エントリー後にやってはいけない行動が分かる
  • マーケットの本質が分かり、素直なトレードができる

FXマーケットにいる神とはなにか

初心者トレーダーの多くが、「絶対に上がる」「絶対に下がる」といったポイントがあると信じ、そういう箇所でエントリーしようと試みます。

 

少し経験を積んだトレーダーであれば、そういった唯一の「正解」はFXの世界にはないということは分かるでしょう。

 

しかし、それでも勝てない人が多いのは、唯一の正解がないということの意味を真に理解している人が少ないからです。

マーケットの絶対

もう一歩踏み込むと、マーケットに正解はありませんが、マーケットに絶対はあります。

そして、この「絶対」こそがマーケットの神なのです。

 

唯一の正解はないのに絶対はあると言われても、矛盾していると思われる方が多いと思います。

 

では、マーケットにおける絶対=神とは何を指しているのでしょうか。

それは、実際に動いている、動いた値動きの事実そのものです。

 

  • 強い上昇トレンドに乗って買ったが、実際には下がった
  • チャートから売られると判断して売ったが、実際には上がった

 

このような場合、事実として上がったか下がったかだけがマーケットにおける絶対であり、神なのです。

 

自分がどう思ったとかどう判断したかなんてどうでも良いことです。

 

実際の値動きという事実のみがマーケットに存在する絶対であるということを分かっていても、その重要性をそのままFXトレードに活かせなければ何の意味もありません。

 

そして残念なことに、この単純な心理は理屈で分かっていても、実際にはマーケットの神に逆らうようにトレードをしてしまう人がほとんどです。

 

無謀にも神に逆らうトレードとはどんなトレードでしょうか。

神に逆らう傲慢なトレーダー

完全にギャンブルでトレードしているギャンブラー以外は、事前に戦略を立ててエントリーをしているはずです。

 

「○○という理由で上がりそうだから、△△のサインが出たらエントリーして、◇◇で利食い、××で損切りをしよう」

 

ここまでは勝つ気があるトレーダーなら誰でも考えているはずですよね。

 

ここまでは良いんです。

 

マーケットの神が何を思い、どう動こうとしているのかを謙虚な気持ちで読み取ろうとしています。

 

しかし、いざエントリーした後には、突然神に逆らい始める人が後を絶ちません。

思い通りに動かなかった途端に戦略を変える

例えば1時間足でしっかり戦略を立てた上で実際にエントリーしていたとします。

 

実際にエントリーした後に、自分の思ったように相場が動かなかった。

そういう時に、時間足を変えてみたり、エントリー前には引いていなかったラインを引いたりして今の値動きに対する理由を探し始める人が非常に多いのです。

 

しかし、これは自分の思い通りにならない理由を、他の理由をつけて正当化しようとする行為です。

言い換えると、自分の思い通りに相場が動かないのはおかしいという気持ちが強く出ているからこその行為であり、あたかも自分がマーケットの神であるかのように振る舞う傲慢な行為とも言えます。

 

このような自己正当化が始まると、当初作っていたはずの戦略は一気に崩れていきます。

 

「日足でみればもう少し下に強いサポートがあったのか。ならもう少し損切り値を下げよう」

「このレジスタンスラインを見逃していたのか。もう決済してしまおう」

 

こんな感じでエントリー後に戦略をコロコロ変えているようでは、いつまでも成長しません。

トレード後の検証ができないからです。

 

後付けの理由はいくらでもできるので、何をどう間違っていたのかが分からなくなってしまい、何年トレードをしても一向に上達しないという状況に陥ってしまいます。

ルールを守らない癖をつける

いろんな記事や動画でしつこい程繰り返していますが、ルール厳守ができないトレーダーは遅かれ早かれ必ず退場することになります。

 

途中で戦略を変えるという行為は、正にルールを破ってトレードするということです。

 

「ここまできたら損切りする」

 

というルールでエントリーしたにも関わらず、それ以外の箇所で損切りしていることはその時点でルール違反です。

 

こういうトレーダーは、「ルールは守らなくても良い」という意識が潜在的に染みついてしまいますので、いつかマーケットに振り回されて退場してしまいます。

マーケットの神に逆らってしまう方への処方箋

マーケットの神に逆らう傲慢なトレーダーにならないためにはどうすれば良いでしょうか。

 

まず、自分自身がマーケットの支配者になれないことを自覚しましょう。

神はマーケットにいるのであって、どう間違っても自分ではないです。

 

エントリー後に思ったように動かなかったくらいであれこれ策を講じようとするのは、自分が何もかも思い通りにコントロールできると言わんばかりの無謀な行為です。

 

そしてトレード結果を検証する際に、まずはそのトレードが真にルールを守れていたかを確認しましょう。

 

損切りに終わったのであれば、当初の計画通りの場所で、マーケットの意志によって損切りしたのか。

それとも、恐れ多くもマーケットの意志を無視して、途中で損切りポイントを変えた上での損切りなのか。

 

この2つを明確にして、後者のようなトレードをしてしまったのであれば、細かい検証は不要です。

次からそのようなトレードをしないとだけトレード日誌に書き加えて下さい。

 

こうやって、自分のトレードがそもそも検証に値するトレードだったのか、マーケットに対して傲慢なトレードになってしまっていたかを区別して、まずは傲慢なトレードを0にすることから取り組んで下さい。

まとめ

エントリー後にあれこれ考えても、値動きを自分でコントロールすることは不可能です。

 

自分がマーケットを支配しようと考えるのではなく、マーケットこそが絶対の神であるという意識を持ち、エントリー後は厳格にルールを厳守することだけを考えましょう。

 

損切りに終わってしまった場合、それは戦略が甘かったのか、それとも傲慢なトレードをした結果なのかを区別する必要があります。

 

神に逆らう傲慢なトレードを0にすることで、安定して勝ち続けるトレーダーになる準備が整います。

 

マーケットを尊重し、マーケットに寄り添う。

結局これがFXトレードで安定的に勝つための真理です。

 

自らがマーケットの支配者になろうという傲慢で無謀な考えを捨て、マーケットの神にゆだねるトレードを意識してみてください!