fx ゴトー日

ゴトー日という言葉を聞いたことがある人はどれくらいいるでしょうか?

 

純粋にチャートだけを見てトレードしている人は、全く聞き覚えがなくてもおかしくない用語ですね。

 

多少ファンダメンタルズについて学んだり、SNSやニュース等で為替関係の情報を集めている人にとっては聞き覚えがある用語かもしれません。

 

ただ、よく耳にするけど結局それが何かは分かってないという方も多いのではないでしょうか。

 

ゴトー日が何を意味しているのかは非常に簡単で、値動きの特徴もハッキリしています。

さらには短期トレードにも活用可能な超重要知識です。

 

知らないというだけでチャンスを逃すことは馬鹿らしいので、サクッと覚えちゃいましょう!

この記事を読むとどうなるか

  • ゴトー日が何を指しているか分かる
  • ゴトー日の値動きの特徴が分かる
  • トレード戦略の幅が広がる

動画解説

まずは動画解説をご覧ください。

ゴトー日とは

ゴトー日とは、その名の通り5と10が付く日のことを指します。

 

「5=ご」「10=とお」

 

というわけですね。

 

具体的には、5日、10日、15日、20日、25日、30日(月末)がゴトー日になります。

30日(月末)としたのは、月末が31日であれば31日がゴトー日であり、28日であれば28日がゴトー日になるからです。

 

ゴトー日がいつのことかと言われたら、話はこれで終わりなんですが、さすがにそれじゃ知る意味が全くないですよね。

 

なぜゴトー日がFXの世界で重要なのか、これから解説していきます。

実需のドル買い

ゴトー日には、日本企業の決済活動が活発になります。

 

これは、出金や資金の受け渡し等をゴトー日に指定している企業が多いことによります。

 

海外と取引のある企業は、海外での決済は当然外貨で行う必要があるため、外貨を海外に送金する需要が高まります。

 

では、企業はその外貨をどこから用意するかと言えば、当然ですが銀行から用意することになります。

 

銀行は企業の外貨需要増に合わせて米ドルを大量に買うことになります。

 

これは実際の需要に合わせて買うことから、実需のドル買いと呼ばれています。

 

「外貨需要が高まるのに、なんでドル限定の買いなの?」

 

と疑問を持たれる方も多いですよね。

 

確かに、外貨というのはドルだけではありませんが、米ドルというのは何もアメリカ企業との取引にのみ使われるわけではありません。

 

日本とアメリカ以外の第三国といった、米ドルが一見関係ないような国同士の国際取引でも、米ドルを用いて取引が行われることは多々あります。

 

米ドルが基軸通貨と言われている所以ですね。

 

米ドルについてはこちらの記事も参考にして下さい。

 

簡単にまとめると、ゴトー日には外貨需要(米ドル需要)が増加し、銀行が実需のドル買いを実施します。

実需VS投機

我々個人のFXトレーダーがある通貨を買う時は、実需ではなく投機目的の売買をしていることになります。

 

ゴトー日に銀行が米ドルを買うことは、実際に米ドルを用意する必要があるという需要に応えるための取引です。

 

我々トレーダーがが米ドルを買う時は、買う必要があるから買うのではなく、為替差損益による利ザヤを得る目的で買いますよね。

 

このように、実需目的の取引と投機目的の取引は根本的に目的が異なります。

 

実需目的の売買は、短期的に反対売買をする必要がありません。

 

投機目的の取引であれば、買いっぱなしではなく、いつか売る必要がありますが、実需目的では米ドルを米ドルで使うために購入したのですから、後に売るという圧力はありません。

 

つまり、実需のドル買いはドル買い方向に一方的な動きになりやすいということですね。

ゴトー日の値動き

既に解説した通り、ゴトー日は実需のドル買いが発生するため、円安ドル高方向への相場圧力が働きます。

 

但し、ゴトー日であればいつでもドルを買えば良いというわけではありません。

ゴトー日+仲値

ゴトー日と合わせて理解しておくべき項目として、仲値というものがあります。

 

銀行は仲値を基準にして、その日の外貨交換を行うことになりますが、この仲値は午前9時55分に決まります。

 

そのため、午前9時55分に向かって値を動かす力が強く働くことになります。

 

ゴトー日の午前9時55分に向かって一直線に値が動くことがあるのはこのためです。

 

ゴトー日にゴトー日らしい動きをしている時は、特に注目してみて下さい。

まとめ

ゴトー日とは、5と10が付く日のことで、企業の決済活動が活発になることから必然的に外貨需要も増加します。

 

外貨需要の増加に合わせて、銀行によるドル買い=実需のドル買いが発生します。

 

このゴトー日の実需のドル買いと仲値を合わせて考えることで、相場の流れを読みやすくなります。

 

相場を監視していると、ゴトー日が強く意識された値動きになる月とそうでない月があったりすることに気づけると思います。

 

セオリー通りの動きになっている際には、短期トレードでも実需のドル買いに合わせて利益を得られますので、今後為替相場をチェックする際に注目してみてください!