fx ユーロ円 ドル円 豪ドル円 ポンド円前回の記事では米ドルと日本円の特徴について解説しました。

 

日本でFXトレードを行う人にとって最も重要な通貨は米ドルと日本円ですが、特徴を抑えておくべき主要通貨は他にもあります。

今回の記事では、ユーロ、豪ドル、英ポンドという通貨について簡単に解説します。

 

主要5通貨の特徴を抑えておけばFXトレードで困ることはまずないので、前回記事の内容と一緒に理解して下さい!

この記事を読むとどうなるか

  • FXトレードで主に使う通貨の特徴が分かる
  • 通貨毎に何に注目すれば良いかが分かる
  • 余計な箇所で「分からない」という不安が減る

ユーロ(EUR)の特徴

まずは動画解説をご覧下さい。

ユーロは通貨の大関

ユーロは為替市場において米ドルに次ぐ取引量を誇り、法定通貨としての使用国数や使用人口も世界屈指の規模です。

 

そのため、為替相場での存在感や影響力も米ドルに次ぎ、米ドルが通貨の横綱であればユーロは圧倒的に通貨の大関と言えます。

ユーロの値動きの特徴

ユーロ通貨はその名の通り、ユーロ圏の共通通貨であるため、ヨーロッパ全体の経済状態や欧州中央銀行(ECB)の金利政策等が基本的に値動きに強く影響します。

 

加えて、ドイツGDPはユーロ圏全体の3割程度を占めるため、ドイツの経済状態もユーロの値動きに強く影響します。

 

経済規模が大きく強い影響力を持つドイツとは逆の理由になりますが、一国ではあまり国際社会に影響を与えないような小さい国の財政状態や政情不安がユーロの値動きに影響を及ぼす点も特徴ですね。

豪ドル(AUD)の特徴

まずは動画解説をご覧下さい。

豪ドルは高金利通貨の代表

高金利通貨は新興国通貨に多いですが、豪ドルは先進国通貨でありながら金利水準が高い通貨の代表と言って良いですね。

 

為替市場における取引量でも世界5位に位置しており、安定性と高い金利を両立した数少ない通貨として投資家の人気を集める通貨です。

 

金利政策に注目が集まるのは全ての通貨に共通していますが、豪ドルは金利収入を目的にしている投資家が多いため、特に金利に注目が集まります。

 

そのため、金利関連のニュースへの反応度が他通貨にも増して強い傾向があります。

豪ドルの値動きの特徴

オーストラリアは天然資源が輸出産業の中核を担っているため、資源価格がダイレクトに豪ドルの値動きに影響します。

 

資源価格が上がれば豪ドルの需要が上がり、価格が下がれば豪ドルの需要も下がるイメージです。

 

また、輸出全体の8割を中国が占めていることから、中国を筆頭にアジア景気にも豪ドル価格は大きく影響を受けます。

英ポンド(GBP)の特徴

まずは動画解説をご覧下さい。

英ポンドは殺人通貨として知られる投機通貨

英ポンドはとにかく値動きが荒くて「殺人通貨」と呼ばれており、投機目的の短期トレーダーがプレイヤーのほとんどを占める通貨です。

 

東京やニューヨークに比べて投機取引の割合が高いと言われるロンドン市場でメインに取引されていることも、ポンドの荒い値動きの要因の1つとされています。

英ポンドの値動きの特徴

英ポンドは投機取引が多い上に、単位当たりの数値が大きいため、一方的に値幅の大きな動きになりやすいです。

 

単位当たりの数値が大きいというのは、例えばドル円が1ドル110円の時、ポンド円は1ポンド150円であったりするようなことを指します。

 

上記の例だと、同じ1%の値動きでもドルは110pipsの値幅ですが、ポンドは150pipsの値幅になります。

 

そして、投機取引が多いということは、チャートに忠実にトレンドに乗ってくる人が多いことを意味しますので、一方的に、しかも値幅が大きい動きになりやすいということですね。

まとめ

FXでは非常に多種多様な通貨ペアでトレードをすることができますが、実際にメインで取引する通貨はある程度主要な通貨に限られてきます。

 

裏を返せば、主要な通貨は世界中の人がトレードしているため、それぞれの特徴や相関関係を掴むことはトレーダーにとって十分強みとなることです。

 

まずは米ドル、日本円、ユーロ、豪ドル、英ポンドの特徴を把握し、個人的に好みの通貨があれば追加で勉強してみて下さい!